Horus FX-AM

Horus FX-AMモデルを、2019モデルとしてリニューアルしました。多くのご要望をいただいた、フィンガーボードへクロックインレイを搭載し、ボディカラーには、トップのライト・アッシュ材にアッシュ材の独特の木目を浮き出させる処理を施して、新カラー(Dark Black Matt, Dark Blue Matt, Dark Green Matt)3色を採用しました。ネック材を、メイプル/ウォルナットの5ピースとすることで、強度を向上させました。

Horus FX-AMモデルは、27フレット、ミディアム・スケール(628mm)のHorusモデルのフィックスド・ブリッジ・モデルです。 AMボディ構造(ライト・アッシュ・トップ、メイプル・バック)は、ワイドレンジで強いアタック感を生み出すサウンドです。約17mmと厚めのライト・アッシュ・トップの明るく軽快なサウンドに、バック材にメイプル材を合わせることで、サウンドの幅を整えました。この構造では、ボディ全体の質量が重くなってしまうので、演奏性が悪くなってしまうのとバック材のメイプルのサウンドが強くなってしまうので、約40mmの薄いボディ厚を採用しました。さらに、ブリッジには、Hip-Shot製のFixedブリッジとスティール・サドルを採用することによって、アッシュ材とボディ構造とのバランスと整えました。

マシーン・ヘッドにはHip-Shot製のロック・チューナーを搭載、ナットにはGraph Tech製のBlack TUSQを採用して、フィックスド・ブリッジ・モデルに求められる、チューニングの安定性を高めました。

指板のサイド・ポジションには暗い場所でも視認できるルミナス・サイド・ポジションを採用しました。

ヘッド表の塗装は、CaparisonオリジナルのPro.Black塗装です。この塗装によってヘッド部分での、余分な振動を抑えます。

コントロールは、必要最小限のコントロールで構成されています。マスター・ボリュームとピックアップ・セレクターのみですが、それぞれのパーツには、信頼性の高いパーツを選んでいます。コントロール位置は、ピッキングの邪魔にならない位置に配置しました。